矢吹町住民

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私は、矢吹で人生掘り当てました

高校卒業後、進学・就職を機に地元を離れていた石川智美さんが矢吹町に戻ってきたのは平成25年3月、32歳のときだった。東京でアニメ製作の仕事をしていた智美さんは、結婚し神奈川県厚木市で暮らしていた。長女・聖良(せら)ちゃんを授かり、「娘が小学校に上がる前に、ノビノビ育てたい」とUターンを決意。北海道出身の夫とも話し合い、家族3人で智美さんの実家のある矢吹町に移住してきた。戻って、すぐに長男の健(たける)くんも授かり、現在は智美さんのご両親と祖母の7人で矢吹町で暮らしている。そんな「子育て」が移住の大きな理由だったという智美さんの矢吹ライフをご紹介しよう。

石川 智美さん(36歳)神奈川県からUターン [ 矢吹町在住歴5年 ]
夫 亨さん(32歳)長女 聖良ちゃん(8歳)長男 健くん(3歳)

どこへ行くにもマイカーなので移動がラク

東京で働き始めた頃は考えてませんでしたが、子どもが生まれ成長するにつれ、ノビノビ育てたいという思いが強くなり戻ってきました。矢吹で暮らして一番感じるのは、移動がマイカーなのでラク。向こうではバスや電車移動だったので、ベビーカーを押しての移動が大変でした。  長男が生まれてから2年後にまた働き始めたのですが、現在は、平日8時30分~16時まで町内の会社で事務系の仕事をしています。毎朝、保育園に寄ってから出社、そして勤務後に児童クラブで娘を、保育園で息子をお迎えし、家に帰る毎日です。職場も保育園も家から近いし、クルマでの移動なのでストレスもありません。

いろいろな支援制度!

●子ども医療助成: 18歳以下の子どもの医療費無料。
●出産祝い金: 第2子以降、一人につき5万円。
●幼稚園・保育園費: 第3子以降の幼稚園・保育園無料
●ファミリーサポートセンター: 「子育てを援助してほ しい方」と「子育ての援助をしたい方」が会員となり、会員同士助け合い、子育てを支えます。
●「未来くるやぶき」: 親子で楽しめる屋内運動場。無料で利用できます。

自然と気軽に触れ合えるのがいい

 日々の買い物や子どもたちの面倒も、私ができないときはおばあちゃんやおじいちゃんが手伝ってくれるので助かっています。また、ご近所さんも顔見知りなので子どもたちを遊ばせていても安心感がありますね。子どもが小さいうちは、自然があって安全な場所で遊べるのがいいと思うので矢吹は子育てに最適だと思います。  休日は家族でドライブに行ったり、大池公園に出かけたりもします。遊具で遊ぶのはもちろん、ザリガニ釣りなどもでき、自然と気軽に触れ合えるのがいいですね。

制度や施設も充実、子育て環境に恵まれていると思う

 戻ってきたときは夫が北海道の出身なので知り合いがいませんでした。でも地元の消防団に入り、今では多くの仲間ができました。同様に、娘もこちらに馴染めるか不安はありましたが、幼稚園や屋内外運動場「未来くるやぶき」という施設で、すぐにお友達もできました。その施設は保護者同伴なので私もママ友ができました(笑)。  娘は矢吹スポーツクラブに入り、かけっこ教室チアダンス、スケート教室などに参加して、楽しく体を動かしています。  高校卒業までの医療費が無料だったり、制度面や施設的にも矢吹は子育て環境に恵まれていると思いますよ。

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