矢吹町住民
「海外で働きたかった」と斎藤テラさんが、カナダから単身日本にやってきたのは23歳のときだった。東京で研修後、すぐに矢吹町にある中学校の英語の教師に着任。3年間勤務した後、町の中央公民館で教育委員会主導の英会話の先生に。そんな日々の暮らしの中で、矢吹町役場に勤める常和さんと出会い、結婚。矢吹に骨をうずめる覚悟をした。今では、3人の子宝にも恵まれ、洋風のマイホームで家族5人仲良く暮らしている。そんな斎藤さんご家族の矢吹ライフを主婦でもあるテラさん視点からご紹介しよう。
斎藤 テラさん（47歳）[ 矢吹町在住歴25年 ]
夫 常和さん（48歳）英美里さん（16歳）常那くん（14歳）真修くん（11歳）
カナダの故郷に似てるな、が第一印象
日本は「安全な所」という知識しかなかった。もちろん矢吹町のことは何も知りませんでした。矢吹に初めて来たときの印象は、自然豊かで私の故郷に似ていたこと。カナダの私のふるさとは人口8000人の小さな町で、四季もあります。暮らしを取り巻く環境が似ていたので、すぐになじむことができました。特に好きな季節は秋ですね。矢吹の秋は、過ごしやすく、木々もカラフルに色づき自然も美しくて素晴らしいと思います。
1.家族で散歩 2.近くのスーパーでお買い物 3.カフェでひと休み
総合病院、クリニック等が合わせて10ヶ所もあり、歯科医院は10ヶ所あります。白河市や郡山市は総合病院が多く存在しているので他の地域への通院にもアクセスは非常に良いです。
矢吹の親切な人が好き！
夫が29歳、私が28歳の時に結婚。9年後に、夫の実家の近くにマイホームを建てました。現在は、その家の一角で、下は3歳からお年寄りまで幅広い年齢の方々に、月曜日から金曜日まで英会話教室を開いています。矢吹の人たちと交流していて感じるのは、人懐っこくてやさしい。だから、私は矢吹の人が大好きです。 子どもたちが小さい頃はご近所さんに子どもの面倒を見てもらったり、また町を歩いていて見ず知らずの農家の人に採れたばかりの野菜をもらったりして驚いたこともあります。矢吹の人は本当にフレンドリーでやさしいです。
生活環境も良いし、暮らしやすい町
町内には大きな生鮮食料のスーパーやホームセンター、ドラッグストア、100円ショップまであるので、日常生活の買い物に困ることはありません。 休日は、子どもが小さい頃はよく公園で夫と子どもたちがキャッチボールをしたり、みんなで散歩をしたりしました。長い休みが取れたときは、家族旅行にもよく出かけています。今まで北海道や関西などいろいろ行きました。数年に一度は、カナダに家族で里帰りもします。電車や高速道路も整備されているので、お出かけには便利ですね。 日帰り温泉だって町にはあるし、空気もきれいだし、矢吹は暮らすにはいい町だと思います。
