INTERVIEW

移住者インタビュー

郡司 愛さん

ご主人が経営する寛太郎工務店勤務
大阪府から2013 年移住 大阪府出身

郡司愛さん(40歳)・寛太郎さん(41歳)・あさひちゃん(4歳)・真幌ちゃん(2歳)

東日本大震災から1年後の2012年3月、復興支援ライブに出演するためバンド仲間と初めて福島県を訪れた、愛さん。その時出会った一人の男性が、彼女の運命を変えました。その年の11月には、3月のライブで出会った矢吹町在住の寛太郎さんと結婚。翌年、大阪でダイニングバーを経営していた愛さんは店をたたみ、矢吹町にやって来ました。

「空は広くて気持ちのいいところ」が矢吹の第一印象。

初めて矢吹町を訪れたのは福島市で復興支援ライブに出演した後でした。バンドメンバーと車で来たのですが「宇宙みたい」と思いました。高い建物もなく、もう真っ暗で(笑)。 翌日、明るくなった風景を見て、空が広くて自然が豊か。気持ちの良いところだなぁ、と。私は大阪で育ったので余計、そう感じたのかもしれません。

仕事と音楽、二足の草鞋。

今は月曜から金曜までは主人が経営する工務店で働いています。材木の下処理などの現場作業から営業、広報まで何でもやります。
空いた時間には作業場で中学生のときからやっているトロンボーンの練習や作業場の隅にあるスタジオで音楽活動もしています。大阪時代から組んでいる2組のバンドは今も続いていて、年に4~5回は大阪を中心に東京や地方でもライブ活動をしています。福島空港が近いからドア to ドアで2~3時間で大阪に着くアクセスの良さにも助かっています。

人と人の距離感がいい。自然に知り合いが増えました。

矢吹町で暮らしてみて感じるのは、生活や子育て、また仕事に関して何事にもやりやすいところだな、と。寛太郎工務店という自営業なんですが仕事がしやすい、人と人がすぐつながる。そんなイメージがあって 都会ではない距離感が生活をする上では抜群にいいと思います。近所のおばあちゃんなども気軽に声をかけてくれるし、こちらから意識的に溶け込もうと思わなくても、仕事関係の人たちや保育園のお母さんたちなど自然に知り合いが増えてきました。

のびのびと自然と共に成長できる。子育て環境は100点満点です。

土日は子供と過ごすようにしています。子育てに関して私的に矢吹は100点です。保育園にいま2人通わせているけど待機することもなかったし。のびのびと自然と共に成長できる環境がここにはあります。私自身は歩けばすぐにゲームセンターがあるような都会で育ったので、余計にそう思うのかもしれません。 子どもができるまでは考えもしなかったことなんですが、実際子を持つと今の環境がいい。空気もきれいだし、危ない道路もないし。

時間の流れがゆっくり。

矢吹で暮らすようになって、小さなことで怒らなくなりましたね。宅急便が遅いとか(笑)。ここは都会に比べ時間の流れがゆっくり感じます。せかせかすることもなくなった。心にゆとりができたのだと思います。それがこの町で暮らすようになって一番の変化かも知れません。