矢吹町住民

VOICE
私は、矢吹で人生掘り当てました

横浜から矢吹に戻ってきたのは平成18年6月、63歳のときだった。一人暮らしをしていた母が病で倒れたことがキッカケだった。 成人していた2人の子どもたちを残し、妻と2人で矢吹町へ。
「1年半、よく母の面倒を見てくれた。感謝している」と妻を労う小室さんご夫婦の矢吹町での第2幕が始まった。「母がお世話になった矢吹の人たちに何かお礼がしたい」、 そんな想いから平成20年、町の社会福祉協議会が主催するボランティア養成講座を受講。講座で知り合ったボランティア仲間15人とサロン支援隊「茶・茶・茶」を立ち上げ、活動を始めた。

小室章次さん(74歳)横浜からUターン [ 矢吹町在住歴11年 ]

妻とともにボランティアの毎日です

「茶・茶・茶で元気、楽しい仲間」をテーマに、町内23ヶ所で月1回、地域に住む高齢者の健康づくりを目的に、町の社会福祉協議会が主催する「ふれあいイキイキサロン」の運営をサポートしています。お茶を飲んだり、みんなで歌ったり、軽い脳トレ体操をしたり、地域の皆さんと交流をしています。妻も目の不自由な方に、町の広報誌や議会だより等をCDに録音してお届けする「こだま」というボランティアサークルで活動しています。矢吹町に戻ってきた頃は、ほとんど知り合いもいませんでしたが、ボランティアを始めて多くの仲間ができ、充実した毎日です。

医療機関も充実!

総合病院、クリニック等が合わせて10ヶ所もあり、歯科医院は10ヶ所あります。白河市や郡山市は総合病院が多く存在しているので他の地域への通院にもアクセスは非常に良いです。

充実した日々が健康の秘訣

自宅近くの公園に花を植えたり、環境美化や交通安全協会での子ども見守り隊など、個人的な活動もしています。ボランティアで忙しい毎日を送っているので、ほとんど病気もしないんですよ。
サロンでの活動や公園で散歩する人たちと会話することが健康につながっているんでしょうね。万一の時は、町には大きな病院もあるし、介護支援なども充実しているので心配もしていません。

休日は渓流釣りでリラックス

ボランティアをしないたまの休みは、渓流釣りに行くことが多いですね。阿武隈川の源流のある西郷村や下郷町まで出かけることもあります。会津方面へも道路が整備されているので意外に短時間でアクセスできるんですよ。
矢吹町の周辺は高速道・一般道とも良く整備されているのでレジャーの拠点としても便利だと思います。

自分から積極的に行動することが移住を成功させるコツ

最後に移住を考えている皆さんへアドバイスです。私の経験則なのですが、自分から行動を起こさないと向こうから人はやってきません。そのことを念頭に置いて移住すると、人間関係も良い関係がすぐにできると思います。行動を起こすと人が集まり、その輪がどんどん広がります、私のように。(矢吹町在住歴11年)

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